アイコンタクトが苦手な日本人
2019/12/24
- 海外の教育
- 英語学習
みなさんこんにちは。海外大学情報ナビです。
今回は日本人が英語を話す際に最も気をつけてほしいことを書いていきます。
目を見て話すことができない日本人
外国人英語講師に「日本人の英語で気になること」を質問すると、多くの英語講師が「日本人はアイコンタクトを取らない」と口にします。
まずみなさんに理解してほしいのは「目を見て話すことは相手への敬意を表明している」ことになることです。
「あなたの話を真剣に聞いています」「あなたの思いを理解しています」
こういった意味合いがアイコンタクトには含まれています。
相手の目を見て英語を話さない人は、相手を不快にさせたり、信頼を損ねたりする場合がありますので注意が必要です。
アイコンタクトを歓迎する国ランキング
アイコンタクトを歓迎する国ランキングがありましたので紹介したいと思います。(The Travel 2018.9.12の記事より)
- ニュージーランド
- サウジアラビア
- カナダ
- スペイン
- フィジー
- フランス
- ギリシャ
- オーストラリア
- イギリス
- アメリカ
日本は中国に次いでワースト2位という結果になりました。全体的に英語圏においてはアイコンタクトは「歓迎されるもの」というのが見て取れると思います。
おとなしいは個性ではない
日本においては、人前で話ができない子や目を見て話をすることができない子を「おとなしい」という一言で済ませてしまいますが、これは欧米をはじめとした諸外国では非常にマイナス面として捉えられます。グローバル社会においては、残念ながら「おとなしいは個性ではない」と言わざるを得ません。
小さな頃からスピーチの大切さを学び、個を追求することを求められる文化圏と、他者を重んじ上下関係を大切にする日本の文化では、言語だけでなく、コミュニケーションに対する価値観も大きく異なります。
英語を学習する方、海外でチャレンジする方は、英語だけでなく文化への敬意を大切にしてほしいと思います。
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